一瞬の風になれ

時間潰しにふらりと立ち寄った本屋で衝動買いしちゃいました
はなちゃんが働いてるところですが、彼女は残念ながらいませんでした。がっくし
本屋大賞の本だってことは知っていたんですけど、別段興味があったわけでもなく。なんとなく
だめですね。自分こういうスポーツ青春モノって弱いんですよ。うん
スポーツっていいよね。汗っぽくて泥臭くて暑苦しいのがいいんだよ
なんか自分も読んでるうちに主人公にひっぱられちゃってだめだ
大会とかたくさんあって一体どれがどの話なのかとか良く分からなかったんだけど
その場その場の臨場感といったものが伝わってどきどきした。新ニといっしょに自分もわけわかんなくなっちゃった
ただだんだんに新二と周りとが成長していく様子ってのがわかって気持ちよかった
それぞれの欠点を克服していく過程が気持ちよかった
自分ひとりじゃあ悪いとも思わないんだけど。
集団の中で己に課せられる責任と、それに応えたいって思う気持ちと、そいつを助けてやろうっていう気持ちが一つになって乗り越えていく感じ
そういう一体感って若い時特有のものなようなきがする
こういう集団競技の一種異常な連帯感を最も感じるのが高校時代だと思うんだよね
自分がそうだった
思いに実力が付いてこなくて、それでもなんとかしようとする気概と可能性を持っている未成熟な時期
１－３巻とあってそれぞれ副題が「イチニツイテ」「ヨーイ」「ドン」となってるけど
その示すとおり新二が陸上に出会って走り始めるところを書いたもの
新二としての物語はちっとも終わってないどころか途中もいいところ
淡い恋の行方？なんてモロ置いてけぼりだしね
とにかくまだ始まったばかりなんだよ。これからなんだよ
主人公の一番いい時期を抽出してクライマックスを取り除いたみたいな話だ
多分一気に三巻読めると思う
結構な総ページ数だけど、そうと感じさせないよ
ただ多くの人が財布にヘビーなダメージをくらうだろう

どうでもいいけど前に作ったWEB本棚ブログのアカウントとパスワード忘れてログインできなくなたよ
飽きっぽい自分は直ぐに何かを放置してのちのち収拾つかなくなることがありすぎる